家族の思い出が伝わるダイニングテーブル

自然と環境

家族でお使いのダイニングテーブルには、たくさんの思い出が残されていきます。 テーブルの表面に刻まれたキズの一つ一つには、さまざまなエピソードが残されているのではないでしょうか。 使うほどに深みを増した家具は、お手入れや修理を繰り返すことで、より長くご愛用いただくことができます。 家族の思い出が詰まった家具を、次の世代に残していくために大切に使い続けていただけると嬉しく思います。

思い出を刻んだ家具を大切に使う

ダイニングテーブルに残された暮らしのあと

お使いのダイニングテーブルにはたくさんの思い出が残されていますか?家族で囲むダイニングテーブルにつけられたキズの一つ一つが、思い出として残されていきます。長く使うほど、家族の思い出が増えていく木製家具をとおして、皆さまの記憶を思い返してみてください。家具にはさまざまな思い出が残されていきます。テーブルだけでなく、ソファーの表面についてしまったペンのあとや、いつも同じ場所に座っていて1か所だけへこんでしまったソファーの座面、同じ箇所を何度もぶつけて角が欠けてしまったキャビネットなど、家族が一緒に暮らす風景が見えるような、多くのキズあとを見つけることができます。
テーブル天板の傷イメージ

そのキズに残されたエピソードはありますか?

天然木でつくられた家具の木目や色味が異なるように、ご家族がつけたキズはご家庭により異なります。最近は、在宅ワークによりダイニングが仕事場になったり、仕事中に同じテーブルの上で子どもが一緒に遊んでいたり、今までと異なる新しい暮らし方を体験し、家にいる時間が増えると家具にも新しい思い出が増えていくのではないでしょうか。 修理のご依頼をいただくときに、私たちが目立つキズをみつけると「こちらはどうされましたか?」と聞いてみることもあります。そのようなとき、お客さまはそのキズに残されたエピソードを楽しく語ってくださいます。 長い間大切にご愛用いただいた家具のキズは、いつか修理によって直すことができますが、懐かしい思い出は消えていきません。たくさんの思い出をつくるために、できるだけ長く私たちの家具をご愛用いただきたいと思っています。

家族や友人から受け継がれる家具

リキロッカーイメージ

愛着のあるブランドの家具をもう一度使いたい

私たちの家具を新しく検討してくださるお客さまの中には、子供の頃より使っていたというお客さまがとても多くいらっしゃいます。ご実家でカンディハウスの家具を使用されていたお客さまは、ご自身が家族を持ち家具を検討することになったとき「愛着のあるカンディハウスの家具をまた使いたい。」と嬉しそうに語ってくださいます。子供のころより使い慣れてきた、私たちの家具のあたたかみや使い心地を覚えてくださっているようです。 使い捨てられてしまうような「使うための道具」ではなく、次の世代に受け継がれる「残すための家具」としてご両親がカンディハウスの家具のことをしっかりと伝えてくださっているのだと深く感じます。

友人の家で見かけた家具を求めて

友人や知人の家で私たちの家具を体感してくださり、すすめられてショップに来店される方も多くいらっしゃいます。すでにカンディハウスの家具のことを詳しく調べてくださり、事前にサイトを見てしっかりと検討されている方が多く、具体的なイメージをもって来店されます。家族とは違った信頼関係でつながっている友人や知人から紹介された家具やブランドのことを、詳しく知りたいと真剣に考えてくださっているようです。 私たちが発信する情報以上に、信頼するだれかに聞いた生の声やリラックスした空間で体感する心地よさには、私たちのショップでは感じることができない特別な体験が込められているのかもしれません。

ご家族から受け継いだ家具を末長く

また、ご実家で使っていたカンディハウスの家具をご両親より譲り受けたお客さまも多くいます。「何度も新しいデザインに買い替えを検討したけど、捨てられず使ってしまう」と言って修理のご依頼をしてくださいます。中にはご両親が使っていたカンディハウスの家具を新居で使うために、リビングとダイニングの間取りを変えてしまったお客さまもいました。何度も修理をして深みを増した天然木の家具は、新しい家具には出せない独特の雰囲気をもっています。
家族の写真イメージ

大切な人へ受け継ぐ家具

小さなころより、家具は人へ引き継ぐものだと教えられて育っているヨーロッパの人々に比べ、残念ながら日本では数年使ったら買い替えることを考えて家具を購入される方が多い現状です。現在は、必要なときに気軽に購入できる安価なものがあふれています。しかし、大切な人へ引き継ぐことを考え、家具を検討される方が増えると、家具の選び方は変わっていくのではないでしょうか。 今後、カンディハウスの家具をご家族より受け継いだお客さまが増え、「3世代で使っています。」といったエピソードを聞けることを楽しみにしています。

長く使い続けるための「お手入れ」と「修理」

オイルメンテナンスのイメージ

日々のお手入れを楽しむ

家具を新しく購入するとき、「今まで家具のメンテナンスなんてしたことがない!」という声を聞くことがあります。“メンテナンス“よりも”お手入れ“という言葉を使った方が気軽に取り組むことが出来るかもしれません。お手入れ方法はお使いの家具によっても異なります。汚れが気になったら、乾いた布巾でテーブルの表面をさっと拭くこともお手入れです。 毎日の暮らしの中で、お部屋にはさまざまな汚れが発生しています。汚れている手で触ったり、部屋を舞っているほこりが積もっていたり、普段は気が付かない小さなほこりでもお手入れをせずに放置しておくと、いつの間にか積もってしまい、黒ずみや汚れの原因となってしまいます。日常よりかんたんなお手入れを意識することできれいな状態を保ち、家具を長くお使いいただくことができます。

オイル仕上げの家具のお手入れ

天然木の丸太から切り出された無垢材を使用した家具には、オイルでのお手入れが必要なものがあります。味わいのある無垢材の家具は、お手入れをすればするほど風合いが増していきます。オイルでのお手入れは、普段お掃除を避けているお客さまにとっては年に数回の一大イベントとなるかもしれません。しかし、大切に使い、定期的にお手入れを行っていただくことで、次の世代に受け継ぐ家族の財産となっていきます。 家族の中でご主人さまが担当することが多いオイルでのお手入れですが、時には、家族や友人と一緒に行うことで楽しい思い出として残っていきます。家具だけでなく、長く使うためのお手入れ方法も一緒に受け継ぎ、大切に使い続けていただきたいと思っています。
家具の修理レストアのイメージ

修理により生まれる新しい価値

テーブルの表面やチェアー、ソファーの張地(生地や革)の傷みが気になりだしたら、家具を修理することをおすすめしています。長く使うためには必要なことですが、お客さまの中には、カンディハウスで購入した家具が修理できることを知らなかったという方もいます。私たちの家具は製造した旭川の工場で修理し、再生することができますのでご安心ください。 経年とともに刻まれた家族の思い出に、修理をすることでまた新しい価値が加わります。修理後、元の状態が思い出せないくらい新品同様の姿に生まれ変わることもあります。中にはあえて「このキズを残しておいてほしい。」という方もいました。ご家族がつけたキズを思い出として残しておきたいとのことでした。

修理の目安はどの程度?

修理の頻度は製品や使い方によって異なります。ご購入時に「何年ぐらいが目安となります。」というはなしをすることはありますが、実際のところは、使い方、家族の人数、環境などさまざまな要因があるため、お客さまの修理のタイミングは全く異なります。 生地がきれいでも、ウレタンのへたりが気になってすぐに張り替えを希望される方、生地が破けて中のウレタンが飛び出した状態になるまで使ってくださっている方、それぞれのお客さまが価値感や暮らし方にあわせていろいろな使い方をしています。十分に使い続けた後、またこれからも使い続けたいと思い、私たちに修理を依頼してくださいます。 修理の打ち合わせのために来店され、新しい家具を選ぶように新しい張地を決め、長い修理期間を経て、お客さまのもとに修理を終えた家具が届きます。楽しみに待っていた修理品が届いたときには、新品の家具が届くときとは違った感動があるように感じます。

次世代へ伝えるために

このようにしてお手入れや修理を繰り返し、使い続けた家具はご家族やご友人に受け継がれていきます。他の誰かに伝えたいと感じていただけるように、私たちはこれからも家具を作り続けていきます。そして、愛着を持ち、ずっと使い続けてくださることで、皆さまの周りにカンディハウスのファンが自然と増えていきます。私たちの家具を通して、人と人とがつながっていく関係が築かれ、広がっていくことを願っています。長く使い、次世代へ残すための家具を皆さまが安心してお使いいただけるよう、私たちがご協力いたします。 次世代へ受け継ぐイメージ

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