失敗したくない!選べない!家具の大きさ編~便利アイテムで解決

住みやすさ

世の中、インテリアの情報が多すぎて選べない!
家を買った。また、引越しを考えている。しかし、家具を買うとき何を選べばいいの?
SNSの普及でたくさんの情報に溢れているけれど、自分はそもそもインテリアのことがわからない。
情報があふれている現代ならではのお悩みを抱えていませんか?
選び方がわからないあなたへ。家具のプロが基礎的な選び方を教えます。

世の中、インテリアの情報が多すぎて選べない!

家を買ってみた。また、引越しを考えている。しかし、家具を買うとき何を選べばいいの?
SNSの普及でおしゃれなインテリアや、こだわりのインテリア、タイプ別インテリアなどなど。
たくさんの情報に溢れているけれど、自分はそもそもインテリアのことがわからない。
自分の好みのインテリアをイメージしてみて。とインターネットでは書いてあるけれど、何が部屋に合うのかよくわからない。
インターネットやSNSで情報があふれている現代ならではのお悩みを抱えていませんか?

選び方がわからないあなたへ。家具のプロが基礎的な選び方を教えます

毎日使い、頻繁に買い替えるものではないから、家具選びの失敗は誰でも避けたいもの。
せっかくなら長く使いたいし、使い勝手も大切にしたい。
しかし、インテリアのことはさっぱりわからない。今まで興味もこだわりもなかった。
家を購入し、引越しを考えたときに、今の家具の大きさはどうも新居には合わなそうな気はしている。
せっかくなら雰囲気も変えてみたいし、新しい暮らしを手に入れたい気持ちはある。

そんな想いをしている、家具選びがわからないあなたへ。家具のプロが基礎的な選び方を教えます。
インテリア好きな人は自分好みのイメージがあったり、好きな家具ブランドがあったりしますよね。
そのような人が、部屋をコーディネートするのは楽しいものです。
今回はインテリア好きなあなたにも、家具を選ぶ際にプロが使っているアイテムもご紹介しますので、家具選びの失敗が避けられます。

家具を購入して失敗したと思った多くの原因は「家具の大きさ」です。この失敗を解決すべく、家具メーカースタッフがお客様との接客で実際に使っているアイテムを活用し選び方を教えます。

今後は自分で選んでも大きな失敗はなくなるでしょう。

ソファーの事例

選べないってどういうこと?現代から見えてきた課題

2000年代に入りソーシャルメディアの急速な普及で、私たちの情報量は飛躍的に増大しました。
個人が情報発信を出来ることにより、口コミを頼りにしSNSから新しい情報を得るのが当たり前になりました。
情報は複雑化し、インターネット上に売られる物は増え、購買方法の選択も多様化しています。
また、共働きが増えている昨今では、そうした多様な購買方法で、限られた時間を有効的に使いたいミレニアル世代も増えています。
購買意欲はあるのに、情報が溢れすぎて飽和状態になり、何を選んだらいいのか処理しきれない。自分の関心の低いものを選ぶのが面倒だ。そんな人たちも増えています。
一方、住宅や家具への関心度が高く、自分で選びたいという意欲があるもののひとつです。ただ、情報量が多い中で何から選べばいいのかわからない人。まずはひとつ『家具の大きさ』から選ぶのです。

家具選びで失敗!多い原因とは?

毎日使うものだし、頻繁に買い替えるものではない家具。買ってみたものの、ソファーがすぐにくたびれた。ダイニングテーブルが木製だと思って買ったのにプリント合板で、剥がれてきたなど、後悔や失敗の経験はありませんか。せっかく買うのですから、長く大切に使える家具を選びたいですよね。
その中でも、多い失敗が『家具の大きさ』です。お店で見たときは素敵だと思って購入したのに、家に届いたら大きすぎた。家具をよけるように歩いたり、ときにはぶつかったり、生活に支障が出ては、いくらデザインが気に入って座り心地が良くても、失敗した!という気持ちは起こるものです。
家具メーカーに勤めている私でも、購入したTVボードが玄関から入らず、ベランダから吊り上げた経験もあります。気に入って買ったソファーもオットマンが大きすぎたり、ダイニングテーブルはテレワークにも使うようになると、もっと大きなサイズにしておけばよかった・・・家具の大きさって本当に大切だなと思います。また、お客様からも『家具の大きさ』について、多くのご相談をいただきます。
そもそも家具店は家より天井が高く、空間も広い場合がほとんどです。その広い空間で見るだけでは、素敵な家具に気持ちも高揚しますが、少し冷静になってきちんと家具の大きさを見極めることが大切です。

部屋に余白はあるか。家具の大きさの選び方

家具選びの失敗を避けたい人とわからずに選べない人は、シンプルにまずは『家具の大きさ』に絞って考えましょう。インターネットを覗けば、自分好みのインテリアを見つけましょうと素敵な写真が無数に出てきます。インテリア好きな人はいいですが、そうではない人がその中から自分好みのインテリアを選び、なおかつ住む部屋にイメージに近づけるコーディネートをするなんてハードルが高すぎます。
まずは、シンプルに『家具の大きさ』です。
特に大きな家具と言えばソファーですね。ソファーは、色々な大きさや組み合わせがあり、オプションも含めると複雑です。どの大きさなら自分の部屋に合うのか、選べないお客様は少なくありません。

まず、考えてほしいのが部屋の余白です。すなわち、生活動線(人が通れる幅)ですね。せっかくお気に入りのソファーを購入しても、部屋に対して家具が大きすぎて、人が通れなければ、その買い物は失敗したという気持ちになってしまいます。それを避けるためにも、生活動線を確保することが一番大切です。
一般的に大人1人が通る幅は60㎝以上、大人1人が物を持ちながら歩く場合には75㎝以上が必要な幅だと言われています。
家族がすれ違うことが多い場所であれば、それ以上の動線を確保する必要があります。動線を確保したうえで、置けるソファーの大きさがわかってきます。
他にも、ソファーで横になりたいのか、何人で座るのか、固めの座り心地が好みなのか、奥行きはゆったりほしいのか、ソファーは考えることも多く、選べない方はこちらのチャート表で理想のソファーを選んでみてはいかがでしょうか。

ソファーの選び方ストーリー

~【YES/NOチャート】でお気に入りのソファーを見つけませんか~» お気に入りのソファーを見つけるお手伝いはこちらから

プロが使っている便利アイテム

家具の大きさについての話をしてきましたが、プロはこんな便利なものを使っています。それは家具のテンプレートです。
テンプレートというと「型板」や「鋳型」の意味を持つ英単語ですが、最近ではインターネット用語で「ひな形」として用いられることが多いです。
製図用具にプラスティック板に文字や図形の外形をくり抜いたものがありますが、
家具のテンプレートとは間取りに対してどのくらいの大きさの家具を置けばいいのか指標になるものです。
プロのスタッフがお客様のご相談に乗る際にも実際に使っているものです。
お部屋の平面図があれば、ご自宅でもどのくらいの大きさの家具を置けるのか試すことができます。

配置図例

ダウンロードして使ってみよう

実際の使い方は、まず1/50の平面図(間取り図)を用意します。
いくつか寸法違いの家具を置いてみて、家具のレイアウトを考えてみましょう。生活動線は確保されているか確認してみてください。
おおよそ家具の大きさが決まったら、実際にショップへ行って色々と体感してみるのがおすすめです。
大きささえ最初に決めてしまえば、あとはあなたが心地よいと感じる家具を選ぶのです。毎日、体をあずける家具ですので、見た目だけではなく心地よさが大切です

レイアウト検討テンプレート

便利なテンプレートをご活用ください。

※間取り図は縮尺1/50(1m=2㎝)のものをお使いください。

※PDFは等倍にて印刷してください。

» リビングソファーのテンプレ―トはこちらから

» ダイニングテーブルのテンプレートはこちらから

まずは売れ筋商品をチェックしてみる

家具を選びにお店へ行ったら、まずお店で一番の売れ筋をショップスタッフに聞いてみましょう。
売れ筋とは、多くの人から支持をされている家具です。
住宅の建具(扉など)や床材(フローリングやタイル)の素材の色に流行があるように、実は家具にも流行があります。家具は住宅の流行に合わせて変化していくことが多いのですが、ヨーロッパで開かれるインテリアの展示会で流行が生まれます。ブランド一番の売れ筋ということは、新しい住宅のインテリアにも合うものが多いのではないでしょうか。

お店(ブランド)のロングセラー品をチェックしてみる

家具のロングセラーというのは、長い間売れ続けて多くのファンがいる家具のことです。ブランドで何十年も売れ続けているロングセラーというのは、選んで間違いのない家具です。
先に述べた売れ筋の家具とは、流行もある程度あります。言い換えると、数年後には売れ筋ではなくなっている可能性もあります。しかし、ロングセラーは色々な流行がある中で売れ続けている家具です。時代が移り変わっても、使い続けて飽きがこない家具ということが言えます。

それでも選べないときはプロに相談しよう

最後に迷ったら、積極的にお店のスタッフに相談してみましょう。家具の知識だけではなく、カーテン、グリーン、ラグなど小物までトータルで相談ができます。今までの内容で、家具の大きさの目安はついていると思いますので、暮らし方から相談していてはいかがでしょう。
こんなこと相談していいのかと躊躇されることなく、気軽に気になることを聞いてみましょう。
ダイニングでは食事の後にゆったりしたい、ソファーで過ごすことが多いなど、自分の暮らし方を伝えると、どの空間を重視して家具の大きさを決めていけばいいのかアドバイスを受けることができます。
素敵な暮らしになりますようプロのアイテム、プロの知識を活用してみてください。

プロへの相談イメージ

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